Eclipse で Java のプログラムをコンパイルして実行する方法を書いていきます。プログラムの内容は、コンソールに Hello World を出力するものになります。
バージョン
ブログ執筆時のバージョンは以下の通りです。
補足
Eclipse のインストール方法は、以下のリンク先に記載しています。
EclipseをWindowsにインストールして日本語化(Java IDE 統合開発環境)
1. Javaプロジェクトの作成
Eclipse のメニューで「ファイル」→「新規」→「Java プロジェクト」を選択します。
新しいウィンドウが開いたら、
- プロジェクト名(例:
hello-world
)を入力します。 - 「module-info.java ファイルの作成」のチェックをはずします。
- 「完了」をクリックします。
2. クラスの作成
パッケージエクスプローラーにプロジェクトが作成されたら、
- プロジェクト左の矢印をクリックして開きます。
src
の上で右クリックします。- 「新規」→「クラス」を選択します。
次にクラス作成用のダイアログが開くので、
- パッケージ名(例:
org.sampe.hello
)を入力します。 - 名前(例:
Main
)を入力します。 - 「public static ...」にチェックを入れます。
- 「完了」をクリックします。
3. クラスの編集
クラスが作成されて、エディターに内容が表示されるので、
// TODO 自動生成されたメソッド・スタブ
の行を、下の内容に変更して保存します。
System.out.println("Hello World");
下が完成したプログラム例です。
package org.sample.hello; public class Main { public static void main(String[] args) { System.out.println("Hello World"); } }
4. コンパイル
Eclipse のデフォルト設定だと、自動でコンパイルされるようになっています。そのため、今回はコンパイル作業が不要です。
5. 実行
Eclipse のメニューで「実行」→「実行」を選択します。
コンソールに Hello World
が出力されます。