趣味で DTM をはじめて、DAW をいくつか使ってみました。最初の頃は自分もどれを使うか迷ったので、レビューを書いてみようと思いました。
レビューの観点ですが、
- 自分(初心者)が使いやすかったか?
- シンプルかどうか?
- 無料で使えるか?
といった感じにしてます。
初心者がピアノロールとかで簡単に打ち込めて、簡単な操作はマニュアルに頼らずできるかという点を重視しています。画面がシンプルだと迷うことが少なかったので、シンプルかどうかも考慮しています。
あとは、いつやめてしまうか分からず、毎日使えるわけではないので、無期限の無料かどうかを重視しています。
おすすめ順
上の条件(観点)で、あくまで主観ですが、
といった感じです。
1. Studio One
一番目は、Presonus の Studio One です。
Studio One Prime というグレードは、ずっと無料で使うことができます。DTM 始めようか迷ってる場合とか、とりあえず使ってみることができるので嬉しいです。
ただ、Prime だと音源が限られてたり、VSTプラグインを使えなかったりします。やりたいことが増えてきたら、有償版に移行するのが良さそうです。
元々は Cubase で働いてた人が開発に関わっているらしく、後発の強みを発揮している感じがします。全体的にシンプルで、動作も速く、高DPIのディスプレイでもキレイに表示されます。音源(インストゥルメント)を選んだら、すぐトラックを作成して打ち込むことができます。
あと、この手のソフトは、本体以外にも他のアプリがインストールされて面倒だったりします。Studio One は1つインストールされるだけで、アンインストールとかも簡単です。
2. Cakewalk
以前は Sonar(Cakewalk SONAR)という DAW だったみたいで、BandLab に買収されたみたいです。
対応OSは Windows のみですが、ずっと無料で、VSTプラグインを使えるのが魅力です。Studio One だと、VSTプラグインを使うのには有償版が必要なので。他の音源を試してみたいときにも便利です。
ただ、画面のシンプルさ、高DPIでのキレイさ、ピアノロールの操作性とかは、Studio One のほうが優れている感じがしました。
あとは、BandLab というアプリをインストールする必要があったりします。デフォルトだと常駐しちゃったりするので、その点も少し面倒な気がしました。
3. Cubase
自分は Cubase Elements 9.5 の体験版を少し使ってみました。基本的には有償だと思いますが、オーディオインターフェイスにバンドルされている場合は無料で使えたりします。
使ってみると、音を出すまでそこそこ時間が掛かってしまいました。「HALion とはなんぞや?」等々、打ち込むまでに調べることが多かった気がします。MIDI をインポートしても、そのままでは音が鳴らないので、ちょっとした操作が必要だった気がします。
あと、本体のアプリ以外にも、管理ソフト(ライセンス等)が別でインストールされて常駐したり、音源とかも別アプリとしてインストールされたりしました。少しシンプルではない印象で、アンインストールとかも面倒でした。
最後に
最後になりましたが、あくまで初心者の主観的なレビューということで、大目に見て頂けると嬉しいです。
Cubease や他のソフトは、プロの方々や、すごいクリエイターの方々も使っています。使いこなせてもいないのに、偉大なソフトをレビューしてしまいすみません。
また、他にもすごい DAW がたくさんあります。どの DAW でも、ネット等で情報を集めやすくなってて、入門記事も充実している気がします。