日銀は、10月30日の会合で、政策金利の据え置きを決定しました。
物価高は進んでいるような気がしていて、インフレになったら利上げをすると、経済の本には書かれていたりします。
ただ、現代のインフレ全てが、利上げで解決できるのか、少し考えてみることにしました。
作物不良による物価上昇
世界的にも気候変動が大きな問題となっていて、それによって作物不良などが発生しています。
作物不良などの物価上昇は、日銀が利上げをしても解決するのは難しいのかなと思っています。
金利を上げても、作物不良が解消されることはない気がしています。
作物不良の例
コーヒー、カカオ、オリーブオイルなどは、作物不良が問題になり、価格も上がっていると思います。
コーヒーやカカオは、2050年問題もあったりします。下は一例ですが、キーコーヒーが公表しているページです。
為替について
円安がインフレの要因で、円高になれば解決するといった意見もあるかもしれません。
ただ、日銀が利上げをしても、確実に円高になるのかは分からないような気もしています。
最近だと、アメリカは利下げしていて、日銀は利上げに向かっていると思います。それでも、また1ドル150円台に戻してきました。
円高になっても・・
個人的には、以前と同じ為替レートに戻っても、輸入品が同じ価格に戻るかは分からない気がしています。
海外でもインフレが進行していて、商品の価格自体が上がっているからです。
日本の製品やサービスでも、海外の資材や原料を使っている場合は、その影響を受けると思います。
そのため、円高になっても、価格上昇が少し和らぐだけ、といった感じになるのかもしれません。
利上げによる影響
日銀が利上げをすると、住宅費用などは上がっていくかもしれないです。
住宅ローンは上がると思いますし、賃貸の需要が増えれば、家賃が上がっていく可能性もあります。
政府の借金も多く、国債の償還費などが大きくなることも問題だと思います。
インフレ対策
個人的には、あまりできることはなくて、節約と投資を続けていきたいなと思っています。