JavaScript のことを調べていたら、Vanilla JS というものに出会いました。なかなか興味深かったので、これから Vanilla JS についてまとめていこうと思います。
Vanilla JS はジョーク
Vanilla JS は、速くて軽い JavaScript フレームワークとして紹介されています。
ですが、実際のところ Vanilla JS というフレームワーク(の実体, JSファイル)は存在しないみたいです。ダウンロードはできますが、ファイルの内容は空っぽでした。
Vanilla JS の伝えたいこと
じゃあ何がしたいんだ?(何を伝えたいんだ?)ってことになりますが、
「フレームワークを使わずに、JavaScript の標準的なメソッドや構文をそのまま使うと速い。」
と言ってる感じです。
速さの比較
Vanilla JS のページには、他のフレームワークとの比較が掲載されてます。DOM の取得(by ID)だと、次のような結果みたいです。
Vanilla JS
- Code:
document.getElementById('test-table');
- ops / sec: 12,137,211
jQuery
- Code:
$jq('#test-table');
- ops / sec: 350,557
MooTools
- Code:
document.id('test-table');
- ops / sec: 78,802
ちょっと環境とかは分んないですが、結果としては jQuery の 約35倍、MooTools の 約154倍でした(ops / sec = 1秒間の実行回数)。
Vnilla JS のドキュメント
ドキュメントのリンクをクリックすると、mozilla の JavaScript ページ が開きました。
補足
コンピュータ関連の場合、バニラという単語は「提供された状態のまま」「普通の・平凡な」といったことを指すことがあるみたいです。
自分も初めて知りました。