Web系開発メモ

Java, C#, HTML, CSS, JavaScript のことなどを書いてます。

PostgreSQL Windowsにインストールして接続する方法

PostgreSQLWindows にインストールして、データベースに接続する方法を書いていきます。

バージョン

ブログ執筆時の製品バージョンは以下の通りです。

目次

  1. ダウンロード
  2. インストール
  3. pgAdmin の起動
  4. ユーザーの作成
  5. データベースの作成
  6. データベースに接続
  7. 起動設定

1. ダウンロード

Windows版の ダウンロードページ を開いて、リンク「Download the installer」をクリックします。

リンク先に遷移したら、ダウンロードしたいバージョンの資源をクリックします。今回は 15.1 の Windows x86-64(64bit版)を選択しています。

クリックすると画面が変わって、ダウンロードが始まります。

2. インストール

ダウンロードした EXE を起動して、インストールを開始します。インストールは基本指示通りで、以下の画面でスーパーユーザーのパスワードを入力します。

最後に Stack Builder を起動するか質問されます。

スタックビルダーを使うと、ODBC ドライバなどをインストールできます。必要ない場合は、チェックを外してインストールを完了します。

※ スタックビルダーは、Windows のメニューから起動できるようになります。

3. pgAdmin の起動

Windows のスタートメニューで「pgadmin」と入力して、pgAdmin を起動します。

起動したら、設定したいマスターパスワードを入力して「OK」を押します。

4. ユーザーの作成

pgAdmin の「Login/Group Roles」を右クリックして「Create」→「Login/Group Role...」を選択します。

ダイアログが開いたら、以下の手順でユーザーを作成します。

  • タブ「General」で「ユーザー名」を入力
  • タブ「Definition」で「パスワード」を入力
  • タブ「Privileges」で「Can login?」をオン
  • ボタン「Save」をクリック

5. データベースの作成

pgAdmin の「Databases」を右クリックして「Create」→「Database...」を選択します。

ダイアログが開いたら、以下の手順で DB を作成します。

  • DB名を入力
  • オーナーを作成したユーザーに設定
  • ボタン「Save」をクリック

デフォルトだと、エンコーディングUTF-8 になります。

6. データベースに接続

以下のパスを環境変数 Path に通します。

C:\Program Files\PostgreSQL\15\bin

コマンドプロンプトを開いて以下のコマンドを実行します。

psql test usr

test が接続したい DB で、usr がユーザー名になります。 接続を終了する場合は、\q を入力して Enter を押します。

test=> \q

7. 起動設定

デフォルトだと、端末起動時に PotgreSQL のサービスが起動します。必要な時だけ起動したい場合は、以下の手順でスタートアップを「手動」に設定します。

7.1. サービスの表示

Windows のスタートメニューで「サービス」と入力して、検索結果の「サービス」をクリックします。

7.2. スタートアップの設定

ウィンドウが表示されたら、以下の操作を行います。

  • postgresql-x64-15 を右クリックしてプロパティを表示
  • スタートアップの種類を「手動」に変更
  • ボタン「OK」を押下

これで、端末起動時にサービスが起動しなくなります。必要な時にバッチでサービスを起動したい場合は、以下のリンク先を参照して頂けると嬉しいです。

バッチでサービスの起動と停止をする方法