CSS の max-width
を使って、テキストの横幅を設定する方法を書いていきます。
画面イメージ
横幅の設定有無で、以下のように画面表示が変わってきます。
上のテキストは横幅を設定してなくて、左から右まで目で追いかけて読む感じになります。下のテキストは横幅を最大600pxで指定してます。上のテキストよりは、目を左右に動かさなくて大丈夫そうです。
コード例
上の画面イメージのコードは以下の通りです。
<!DOCTYPE html> <html> <head> <meta charset="utf-8" /> <meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=edge"> <title>テキストの表示サンプル</title> <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1"> <style> body { font-family: 'メイリオ', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', sans-serif; } .article-full { margin-bottom:60px; } .article { max-width:600px; margin:0 auto; } </style> </head> <body> <div class="article-full"> <h1>横幅の指定なし</h1> <p>こちらのテキストは、CSSで横幅の指定をしてません。横幅を指定していないと、テキストがブラウザの幅に対応して広がります。ブラウザを横に広げすぎると、ディスプレイの端から端まで目で追う必要があるので、読むときに少し疲れてしまいそうです。</p> </div> <div class="article"> <h1>横幅の指定あり</h1> <p>こちらのテキストは、CSSで横幅を最大 <code>600px</code> に指定しています。 <p>横幅は <code>max-width: 600px;</code> で指定しています。横幅が <code>600px</code> よりも小さい場合、ブラウザがその幅に応じて文字を折り返してくれます。</p> <p>あとは <code>margin:0 auto;</code> を使って、左右のマージンを自動にしてます。これで、記事が真ん中に表示されるようになります。</p> </div> </body> </html>
まとめ
Webページでテキストを表示する場合、あまり横長にしないほうが読みやすいことがあると思います。
ワープロソフト(MS Word 等)も、デフォルトはA4縦向き横書きのものが多いと思います。リアルな本なども、あまり横長にしてないものが多い気がします。日本語の縦書きはちょっと例外ですが。